けんそうのなか ふいに
おもいついたすべては
あえもしないきみへささげる

こころにめぶくはなは
さきかたをまだしらず
ただゆれてみずのおとをまってる

あのころのきおくのかけら
やさしさにきづけずに
ふあんをせなかにせおいひきずった
そっとものくろにそまる

ゆめでみるのはなくなったかこ
すぎてゆくきせつに
ただしささえもわからなくなる
いたいほどにあいして

つたわらないおもいは
まようまよってないて
ころがってくさってしまう

ひろいあつめたとして
ゆきばがどこにもない
のみこめばなみだがあふれだす

ひとりくりかえすさいげん
むかしをおもいだして
きみがいるかのようにわらってみても
ただこどくがあるだけ

さきみだれてる
りんどうのはな
きみにささげるのはな
このかなしみよ きみのもとまで
どうかぼくをあいして

ゆめでみるのはなくなったかこ
すぎてゆくきせつに
ただしささえもわからなくなる
いたいほどにあいして

こぼれるつみにむらがるかげが
すべてきえさったら
ときがながれていろづいてゆく
だからぼくをあいして
どうかぼくをゆるして

Composição: 安田芙充央