もうきっとたぶんだいじょうぶどこがいたいかわかったからね
じぶんでなみだひろえたらいつかまほうにかえられる

ほんのすこしわすれていたねとてもながかったほんのすこし
おひさまがないときはくれよんでせかいにつくりだしたでしょう

せいぎのみかたにはみつけてもらえなかったるい
さがしにいかなくちゃよびあいつづけたあのこえだよ

ためいきにもなれなかったなまえさえもたないおもいが
こころのいちばんおくのほうつめをたててこたえていたんだ
ふれてたしかめられたらかたちとおとがわかるよ
つたえたいことばはいつだってそうやってみつけてきた

ふりかえればとぎれずにいびつなせんをえがくあしあと
かなしいくらいわかりやすくいつもここにむけてのびる

たいせつにするのはへたでもたいせつだってことはわかっている
せめてそのしろいてがみがまさしくとどきますように

かんがえすぎじゃないよそういうやみのなかにいて
ゆうきのまなざしでつぎのあしばをさがしているだけ

ときはなてあなたのこえでひかるはねあたえたおもいを
そのあし がむかうべきさきへそうしなきゃみえなかったみらいへ
あきらめなかったことをだれよりもしっているのは
はばたいたことばのひとつひとつかならずとどきますように

もういちどもういちどくれよんですきなように
もういちどさあどうぞすきないろでとうめいに
もういちどもういちどくれよんでこのせかいに
いまこそさあどうぞまほうにかえられる

ああ、なぜ、どうして、とくりかえしてそれでもつづけてきただろう
こころのいちばんおくのほうなみだはほのおむきあうときがきた
ふれてたしかめられたらかたちとおとをくれるよ
あなたのことばがいつだってあなたをさがしてきた

そうやってみつけてきた

Composição: