つめたくなったかぜ つつみこむてが
いきをうけ きみがよぎるあさ
じゅういちがつのあめ ひとつのかさを
とちゅうまでとじたつうがくろ

すいこむくうきがかわりだす
それでもならんでいっしょにあるいた
かわらないあまおとききながら
えいえんをしんじてた

みじゅくなわたしたちにはなすすべもなく
きせつがかぎられたときをうばう
わざとらしくつなぐこえ かなしすぎるから
いつかこのあめやみますように
いつかやみますように

これがさいごのあめ いっそえがおで
ふしぜんなかいわつづくずに
じめんをたたくおとかきけしたこえ
いつもよりみじかいつうがくろ

おわってしまうのわかったよ
それでもならんでいっしょにあるいた
かわらないあまおとききながら
えいえんをいのった

みじゅくなわたしたちにはなすすべもなく
きせつがかぎられたときをうばう
きみがすき」いえないまま とうりすぎたあめ
いつかとどけるひをさがすよ

もしもきみがぼくのことを
わすれたってだいじょうぶだから
こらえられないならいわないでよ
きいてごらんあめのおと

みじゅくなわたしたちにはなすすべもなく
きせつがかぎられたときをうばう
きみがすき」いえないまま とうりすぎたあめ
みみをすましてきこえるから

つながってるいまでも
こんなあめのひは
きみのまちまでとどくように
きみにとどきますように

Composição: HoneyWorks