そらはふかく すんでて いきはしろくて
わたしはたしかに ここでいきている
わたしはむかしから なみだもろくて
あなたはそのどに そばでわらっていた

ふたりだけの かえりみち
よわさをしれた よる
こわれかけの じてんしゃと
つかんだそのても
もうとどかない もどれない
いつまでも

いまさらだけど
あのとき、わたしはあなたのことがすきでした
こごえるふゆには あたたかいそのめがすくいでした
あなたがすきでした

むかしみてた けしきはどこまでもひろくて
そこまでの いきかたなどしりたくはなかった

どこかであなたがならす
そのあしおとははやかった
こわれかけの じてんしゃの
すてかたもわかった
でもわすれずに とめておこう
いつのひも
かわらずにいよう

これからもずっと
ここからの ゆうひがきれいであれば
これからもずっと
わたしは 'わたし’をいきてゆける

はなはまださけずに
わたしもまたなけずに
あなたへはとどかずとも

Composição: