ニッポンがたとえひるがえったとしても
ニッポンにおれたちいきてきた
ニッポンがたとえうらぎったとしても
ニッポンにおれたちいきている

おやじがいきていたころしあわせのなみだを
いっしょうけんめいにながしてた
むしりとられたしょうじきさをとりもどすそのために
ぐちもこぼさずひとばんじゅうはたらきつづけた

むきだしのかなしみにひがくれるとき
ひとめもきにせずおふくろははたらいた
うそをつくことをゆるさずなきながらわらっていた
ささやかなしあわせのために

だけど
ニッポンがたとえひるがえったとしても
ニッポンにおれたちいきてきた
ニッポンがたとえうらぎったとしても
ニッポンにおれたちいきている

やがておれがうまれてきゅうくつなくつをはき
もりのこもれびさかみちをはしった
かわのむこうきしにむかってなにもうたがわずとびこんだ
きっといいことがあるとしんじていたんだ

そしてこどもをだきよせやくそくをした
もうにどもどこにもいかない”と
こごりつくようなせつなさにうちふるえてもおれたちは
このくににうまれこれからもいきていく

だから
ニッポンがたとえひるがえったとしても
ニッポンにおれたちいきてきた
ニッポンがたとえうらぎったとしても
ニッポンにおれたちいきている

ニッポンにうまれた ウー
ニッポンにうまれた ウー

Composição: